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低地の分水界

日本海・玄界灘 - 東シナ海・有明海

九州 福岡県 大宰府付近


有明海・島原湾に注ぐ水系と日本海・玄海灘に注ぐ水系の分水界は、大宰府近くの筑紫野市石崎1丁目6番18号 (北緯 33º29'3.47"、東経130º31'41.98"、筑紫税務署・筑紫野消防署付近) が最も標高が低く、海抜わずか 42mという低地の分水界です。    赤い線が分水界です。

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下の図はこの地域を上空から俯瞰した様子です。  赤い線が分水嶺です。 右下が有明海から東シナ海に注ぐ山口川・筑後川水系です。  左上が福岡市街を流れて玄界灘に注ぐ鷺田川・御笠川水系です。   北の日本海に流れる鷺田川と南の有明海に流れる山口川は九州自動車道の筑紫野インターチェンジや天拝中学校などをはさんで僅か200mに接近して並行して流れています。  このあたりに生活している人々は、ここが分水界であることにほとんど気が付いていないのではないでしょうか。  分水界上にある天拝中学校のホームページには、このことには一切触れていません。 こんな特別な場所にあるのにもったいないような気がします。

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この地点の北東の丘に県立筑紫高校があります。 その背後にある溜池を見てください。 分水嶺は水が流れ込まないので近くに利水のために溜池を作ることがあります。 この溜池はまさに分水嶺上にありますが、良く見ると池が二つに分かれています。 この池を真中で分ける堤防がちょうど分水嶺線上にあって別々に水を溜めています。 西側の池は日本海側へ、東側の池は有明海側に用水を導いているのではないかと推測します。

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分水嶺が池を横切っています。

池は堤防で二つに区切られています。

堤防は結構幅が広いようです。

池の西側から撮影した写真です。 堤防の向こうにもう一つの池が見えます。  Google map から借用